ねこライオン自転車自由帳

ねこライオンのじゆうちょうです。運動経験ガチのゼロではじめた自転車のことを自由に書く予定。

いろいろなペダリング

おいらは最初、遠くの店まで行ってデッドストックを手に入れる形でロードバイクを始めたので、ショップライドみたいなのとは縁が遠く、また自転車関係の友人も少ないです。

 

そのため、ロードバイクの乗り方についてはほとんど独学で、雑誌や本、ネットを参考にしてました。

有名選手のブログとかも見てますが、だいたい練習ログやレースリポートが主で、技術的な事は書いてないので、「ほえ~こんだけ練習してるんだな~」とか「レース楽しそうだな~」と楽しく読めはしますが、あんまり練習の参考にはなりません。

 

そもそもペダリングなどについては、感覚的な部分が多いので、雑誌や本含め、核心部分に触れていても、こちらがうまく要点を掴まければ習得できないものな気がします。

 

また、ある程度体ができてこないとわからない領域というのも確実にありそうです。

 

それは承知の上で、おいらがこれまでに習得したペダリングの種類を、包み隠さず書いてしまおうと思います。

 

①前腿+ふくらはぎガン踏みペダリング

 

初心者にありがちな、全力で踏んでるだけ。

ふくらはぎも使っちゃってる、アカンやつです。

最初の1年ぐらいはずっとこれしかできませんでした。

ただ、前腿ばかり使っているのですぐ疲れてしまい、練習後の回復も遅い。

また、膝に負担がかかってすぐ痛くなってくるので、どうしたもんかと思ったおいらは試行錯誤を始めます。

 

 

引き足(腿上げ)ペダリング

 

そうしてまず習得したのが引き足…というか腿上げペダリングです。

おいらの場合、時計で言うところの6時=下死点のあたりから、腿上げをしています。

これはひたすら上に向かって垂直に上げるだけのイメージで、それ以外は意識していません。

上がった足は、そのまま力を入れず前に落ちるだけです。

つまりは本当に、左右交互に腿上げをしているだけになります。

ただ、これでもL4までのぱぅわーなら充分出ますし、全然疲れません。

なので(全力でない)20分走や、60分走などはこれをメインにしています。

 

ただし、これが世間で言う引き足なのかはわかりません(違う気もする)。

 

 

③臀筋ペダリング

 

臀筋とかかっこよく言うてますけど、ケツです。ケツパワーです。

これは雑誌なんかでよく見ますけど、最初はどうすりゃいいのかわかりませんでした。

でもある日、グランツールのタイムトライアルを見ていたら、タイムトライアルスペシャリストたちのケツがぐねぐね動いてる事に気付いたのです。

特にカンチェラーラの全盛期の映像なんかを見ると、背中とケツが左右に連動して動き、すげーぱぅわーを生み出しているであろう事が見てとれました。

早速、見よう見まねで、ちょっと大袈裟にケツを振って練習してみた所、だんだん、背中とケツの動きを連動させ、その反動で足を押し出すようなイメージを掴むことができました。

 

ただこれは臀筋というか、全身を使ったTT向きのペダリングのような気もしています。

 

ケツほっぺたに交互に力を入れ、あとちょっと背中や足を使うと、臀筋だけ疲れる感があるので、こちらがいわゆる臀筋ペダリングなのかなー?

 

 

④ハムでのペダリング

 

これは正直おいらはまだよくわかってませんが、つえー人達はハムストリングで踏んでいるらしいです。

腿裏を意識しながら0時方向から2時方向に斜めに押し込むと、前腿とは別の筋肉で「踏んでいる」感覚になれるような気がしますが、あんまり使ってません。。。伸びしろ伸びしろ!

 

 

⑤全周ペダリング

 

読んで字のごとく、上死点(0時の位置)を過ぎたら前腿もハムも総動員して踏み、下死点(6時の位置)からは腿上げをし、ぐいんぐいん回すペダリングになります。

20分ぐらいは持つので、20分ぱぅわーを測る際はこれが主力になっています。

 

⑥ハンドル引き

 

これは某プロ選手のブログで見たやつなのですが、某規格外のぱぅわー(と体重)を誇る国内プロさんは、ここぞという場面でこれを使うらしいです。

詳しくはそちらのブログを見てください。

これは確かにぱぅわーが出ます。でも疲れるので何発も撃てなそうなのと、ここぞの場面で使おう使おう…と思ったまま使うのを忘れてレース終了してしまうやつです。

 

これが、おいらが習得したペダリングたちになります。

たぶん世間的には全部当たり前なのでしょうが、おいらみたいな周りに教えてくれる人のいない野良自転車マン用に書き残しておきます。

 

もしかしたら③-⑤あたり、ある程度自転車乗り込んで体ができてからでないと身に付かないやつかもしれません。

 

ダンシングについては、おいら自身が重量級であまり多用せず、3つぐらいしかわからないので、研究してまた今度書くことにします。