年末合宿2018 1日目 明神・三国峠 こんなクソ坂もう来ねぇよ!ウワアァン
あけおめです。ねこライオンです。
おきなわ後、わかりやすくモチベーションダウンしたおいら。
さらに仕事も激化したところに、よせばいいのに学校まで通い始め、ついでに柄にも無く忘年会連戦したり…などなど、普段やらんことにいろいろ手を出してるうちにすっかり自転車に乗る回数も減っており、ここも放置しておるました。
しかし年末といえばもはや恒例(3年連続3回目らしい)の静岡東部合宿。
そちら在住のクマさん・先生と一緒に、静岡東部でロング走するやつなのですが、過去2年でひろし坂(大城峠)・伊豆西部・身延線方面…と周っており、そろそろコースに困ります。
そんなおいらたちが今回選んだのは、五輪コースの勝負所とされる、明神・三国峠。
その恐ろしさを知らないおいらは、例によって「クソ坂らしいけどまあ、ゆっくりなら登れるやろ~」と舐めに舐めくさっており、コースプロフィールすら調べずに当日を迎えてしまったのです…
出発は、年の瀬もいいとこな12月30日。
新幹線の込み具合のニュースにめっちょビビり、在来線もそんなんだったらどうしよう…と心配していましたが、乗り込んだ東海道線グリーン車はスカスカ。
熱海以西のJR東海区間は短い編成なので混んでいましたが、まあ想定の範囲内で助かりました。
ちなみに今回、当初はナザレを持っていくはずだったのですが、ステムが下向きすぎてフロントバッグを付けるクリアランスが取れず、直前で急遽スーパーシックスに変更。
機材変えたら変えたで今度はクリアランス10cmぐらい取れてしまい、どんだけポジション適当なんだ、と自分に呆れながら(そして電車1本遅れながら)10:20頃に沼津駅に到着しました。
遅れた謝罪もそこそこに、早速
「ジェネリック長濱〇るみたいなのいたよ!沼津なのに!」
「そういうのがかわいく見えてきたらおじさんの始まり!」
ここから3人で御殿場まで北上し、明神・三国峠にアプローチします。
しかし御殿場までの道のりが妙に長い…若干登り・1車線で車も多い、という走りにくい環境なのもあるますが、冬場で空気抵抗でかいことや、3人とも乗り込めておらず、明神・三国峠に備えて足を使いたくないのも影響していた気がすます。
ふと街道沿いの家々を見やると、日本家屋の庭で遊んでいるクソガ…お子様や、家族みんなで餅付きだかなんだかの準備してたりなど、あー古き良き日本の年末年始だなーという風景。今時、都会じゃ見れないやつなので妙に眩しく感じたり。
そうこうしているうちにようやく富士スピードウェイ近くの明神・三国峠アプローチに到着。標識に「←山中湖」とか書いてあるので「カジュアルに←とか書くんじゃねえよ!『こっち行けば山中湖だよ~』みたいな、あっさり何事もなく到達できるような書き方は詐欺だろ!」と文句を言いつつ登攀開始。
最初の数キロは10%程度の勾配が続き、キツイながらもフミィとダンシングを織り交ぜれば登れなくもないやつです。(回せはしないけど)
軽量級のクマさんが先行しますが、じわじわと差を詰め、一旦のピークっぽい所を前にアタッコし、無事先着。
「ここピークっぽいからなー!しゃあないなー!」「後ろ待たなきゃなー!」などと言い訳しながら休憩すます。
すぐに先生も到着し、再出発。
先程までさみーさみー言ってたのはどこへやら、あちーあちー言いながらインナーまで脱ぎ捨て、湯気を立てながら長袖ジャージ1枚で走りだします。
クマさんと先生が先に出発したのでそれを追いかける形になりましたが、走り始めると様子がおかしい。カーブを曲がるたびに、10%、12%、15%と勾配が上がっていく、、、
ケイデンスは30rpm台に落ち、もはや強制SFRです。
しまいには激坂によくある凸凹区間(〇が一杯道路に掘ってある区間)が現れ、18%の標識ががが。まータイムアタックじゃないしー、とかなんとか言いながら18%区間に挑む前にもう一度休憩をはさみますが、もう一度再スタートしようとしても勾配がキツすぎてクリートキャッチができない!
んー、
んー、
んー、しゃあないなー!フルームスタイルだー!※
ということでここは押して進むことにしました。
再スタートできないからね、しょうがないね!
18%区間の終わりでクマさんと先生が待っており、話を聴くと、足を攣ったりしながらも登り切ったとのこと。すげーすげー、一番きもち入ってないのおいらじょん!知ってたけど!
その後はもうちょい登って「明神峠」のピーク到達。そこから5%前後の、さっきと比べるともはや平坦にしか思えない区間をちょこっと走ると「三国峠」のピークに到達です。
「もう来ねえ」「二度と来ねえ」「五輪観戦するにしても篭坂峠側から来る」と口々に怨嗟の声をあげながら山中湖側にダウンヒル。
ダウンヒル途中では、ついったなんかでよく見る「パノラマ台」の絶景が。
クソ坂の疲れがちょっとだけ癒える瞬間です。
でも、これ見るだけなら山中湖側から登ればいいな(小声)
その後は山中湖畔をおいらの先頭固定でサクッと走り、そのまま篭坂峠へ。
クソ坂が強制SFR状態で練習にならなかった分を取り戻そうと、300Wで突っ込みます。しかしクソ坂でふくらはぎを使ってしまっていたため、頑張ってフミィしようとしても全然ぱぅわーが出ません。
230Wぐらいのしょっぱい平均ぱぅわーで頂上まで。
下山装備をしながらクマさんと先生を待ちます。
二人は(おいらと違って)クソ坂をフルームしないでちゃんと登ったので、もう力尽きており、流しモード。
「明日も走るの?」「さわやか食って終わりでよくね?」などと意識低いことを言いながら篭坂ダウンヒル→御殿場→須山→こどもの国ルートで下り基調をこなし、クマさんハウスに到着。1日目終了、解散となりました。
ちなみに、この途中の須山の区間は、おいらが電車から見て憧れてた「草原の間を突っ切っていく道路」で、ひっそり感動しながら通過しておるました。
夕食は毎回恒例、すっげーうまいホルモンが食える玉屋へ。
おすすめです。なぜか牛久にもあるらしいのでおすすめです。
楽しく美味しくお世話になり、合宿1日目の夜はふけていくのであるました。
※ツール・ド・フランスで落車したフルームがスペアバイクの到着を待たずに自分の足で走り出した事件?のこと