年末合宿2018 1日目 明神・三国峠 こんなクソ坂もう来ねぇよ!ウワアァン
あけおめです。ねこライオンです。
おきなわ後、わかりやすくモチベーションダウンしたおいら。
さらに仕事も激化したところに、よせばいいのに学校まで通い始め、ついでに柄にも無く忘年会連戦したり…などなど、普段やらんことにいろいろ手を出してるうちにすっかり自転車に乗る回数も減っており、ここも放置しておるました。
しかし年末といえばもはや恒例(3年連続3回目らしい)の静岡東部合宿。
そちら在住のクマさん・先生と一緒に、静岡東部でロング走するやつなのですが、過去2年でひろし坂(大城峠)・伊豆西部・身延線方面…と周っており、そろそろコースに困ります。
そんなおいらたちが今回選んだのは、五輪コースの勝負所とされる、明神・三国峠。
その恐ろしさを知らないおいらは、例によって「クソ坂らしいけどまあ、ゆっくりなら登れるやろ~」と舐めに舐めくさっており、コースプロフィールすら調べずに当日を迎えてしまったのです…
出発は、年の瀬もいいとこな12月30日。
新幹線の込み具合のニュースにめっちょビビり、在来線もそんなんだったらどうしよう…と心配していましたが、乗り込んだ東海道線グリーン車はスカスカ。
熱海以西のJR東海区間は短い編成なので混んでいましたが、まあ想定の範囲内で助かりました。
ちなみに今回、当初はナザレを持っていくはずだったのですが、ステムが下向きすぎてフロントバッグを付けるクリアランスが取れず、直前で急遽スーパーシックスに変更。
機材変えたら変えたで今度はクリアランス10cmぐらい取れてしまい、どんだけポジション適当なんだ、と自分に呆れながら(そして電車1本遅れながら)10:20頃に沼津駅に到着しました。
遅れた謝罪もそこそこに、早速
「ジェネリック長濱〇るみたいなのいたよ!沼津なのに!」
「そういうのがかわいく見えてきたらおじさんの始まり!」
ここから3人で御殿場まで北上し、明神・三国峠にアプローチします。
しかし御殿場までの道のりが妙に長い…若干登り・1車線で車も多い、という走りにくい環境なのもあるますが、冬場で空気抵抗でかいことや、3人とも乗り込めておらず、明神・三国峠に備えて足を使いたくないのも影響していた気がすます。
ふと街道沿いの家々を見やると、日本家屋の庭で遊んでいるクソガ…お子様や、家族みんなで餅付きだかなんだかの準備してたりなど、あー古き良き日本の年末年始だなーという風景。今時、都会じゃ見れないやつなので妙に眩しく感じたり。
そうこうしているうちにようやく富士スピードウェイ近くの明神・三国峠アプローチに到着。標識に「←山中湖」とか書いてあるので「カジュアルに←とか書くんじゃねえよ!『こっち行けば山中湖だよ~』みたいな、あっさり何事もなく到達できるような書き方は詐欺だろ!」と文句を言いつつ登攀開始。
最初の数キロは10%程度の勾配が続き、キツイながらもフミィとダンシングを織り交ぜれば登れなくもないやつです。(回せはしないけど)
軽量級のクマさんが先行しますが、じわじわと差を詰め、一旦のピークっぽい所を前にアタッコし、無事先着。
「ここピークっぽいからなー!しゃあないなー!」「後ろ待たなきゃなー!」などと言い訳しながら休憩すます。
すぐに先生も到着し、再出発。
先程までさみーさみー言ってたのはどこへやら、あちーあちー言いながらインナーまで脱ぎ捨て、湯気を立てながら長袖ジャージ1枚で走りだします。
クマさんと先生が先に出発したのでそれを追いかける形になりましたが、走り始めると様子がおかしい。カーブを曲がるたびに、10%、12%、15%と勾配が上がっていく、、、
ケイデンスは30rpm台に落ち、もはや強制SFRです。
しまいには激坂によくある凸凹区間(〇が一杯道路に掘ってある区間)が現れ、18%の標識ががが。まータイムアタックじゃないしー、とかなんとか言いながら18%区間に挑む前にもう一度休憩をはさみますが、もう一度再スタートしようとしても勾配がキツすぎてクリートキャッチができない!
んー、
んー、
んー、しゃあないなー!フルームスタイルだー!※
ということでここは押して進むことにしました。
再スタートできないからね、しょうがないね!
18%区間の終わりでクマさんと先生が待っており、話を聴くと、足を攣ったりしながらも登り切ったとのこと。すげーすげー、一番きもち入ってないのおいらじょん!知ってたけど!
その後はもうちょい登って「明神峠」のピーク到達。そこから5%前後の、さっきと比べるともはや平坦にしか思えない区間をちょこっと走ると「三国峠」のピークに到達です。
「もう来ねえ」「二度と来ねえ」「五輪観戦するにしても篭坂峠側から来る」と口々に怨嗟の声をあげながら山中湖側にダウンヒル。
ダウンヒル途中では、ついったなんかでよく見る「パノラマ台」の絶景が。
クソ坂の疲れがちょっとだけ癒える瞬間です。
でも、これ見るだけなら山中湖側から登ればいいな(小声)
その後は山中湖畔をおいらの先頭固定でサクッと走り、そのまま篭坂峠へ。
クソ坂が強制SFR状態で練習にならなかった分を取り戻そうと、300Wで突っ込みます。しかしクソ坂でふくらはぎを使ってしまっていたため、頑張ってフミィしようとしても全然ぱぅわーが出ません。
230Wぐらいのしょっぱい平均ぱぅわーで頂上まで。
下山装備をしながらクマさんと先生を待ちます。
二人は(おいらと違って)クソ坂をフルームしないでちゃんと登ったので、もう力尽きており、流しモード。
「明日も走るの?」「さわやか食って終わりでよくね?」などと意識低いことを言いながら篭坂ダウンヒル→御殿場→須山→こどもの国ルートで下り基調をこなし、クマさんハウスに到着。1日目終了、解散となりました。
ちなみに、この途中の須山の区間は、おいらが電車から見て憧れてた「草原の間を突っ切っていく道路」で、ひっそり感動しながら通過しておるました。
夕食は毎回恒例、すっげーうまいホルモンが食える玉屋へ。
おすすめです。なぜか牛久にもあるらしいのでおすすめです。
楽しく美味しくお世話になり、合宿1日目の夜はふけていくのであるました。
※ツール・ド・フランスで落車したフルームがスペアバイクの到着を待たずに自分の足で走り出した事件?のこと
ツールドおきなわ 100km U39 ⑤ 補給と装備
こんばんちは。まさかのおきなわ5つ目の記事です。
今回は自分用メモに近いやつです。
おきなわは補給が命。
100kmを自分の限界の力で走る訳ですからエネルギーの消費も早いですし、今回のように27℃の晴れた日などは、小まめに水分補給をしないとすぐ足がつってしまいます。
てことで、レース前ビビりまくっていたおいらが用意した補給食はこちらです。
「食い物」
アミノバイタル赤×3
マグオン×2
VESPA HYPER×1
スポーツようかん×2
「飲み物」
950mlボトル×2(アクエリアス、水)
※補給所①水、スポドリ
※補給所②スポドリ
ふんがーダム~学校坂でアミノバイタル赤を逐次投入。
慶佐次~有銘ではマグオン。
ふくらはぎがつった地点でVESPA HYPER。
スポーツようかんは食ってる暇がなく持帰り。
水分はアクエリアスボトルを先に飲み、補給所①で捨て。
補給所①でもらった水ボトルはその場で掛け、飲み、捨て。
スポドリボトルは補給所②までに消費。
補給所②では再びスポドリを貰い、それを小まめに飲みながらゴールへ。
最初から持っていた自前の水ボトルは、500mlほど余しました。
続いて装備。
ウェアは半袖レーパン京極グローブ。11月でも30℃近いので。
シューズはGIROのfactor。
(カッコいいから)主戦で使っているフィジークR1Bは「(カッコいいけど)足が痺れる」という理由でfactorで挑みましたが、factorでも結局80km地点で左足が痺れたので、R1Bにすればよかったです(カッコいいので)
あと日差しが強いので、必ず日焼け止めを塗って消耗を防ぐましょう。
わかったか、来年の自分。
ツールドおきなわ 100km U39 ④ データ編 または「完走(足切り)基準と必要PWR」の答え合わせ
こにゃちは。ツールドおきなわも終わり、すっかり腑抜けているおいらです。
今回はまさかのツールドおきなわ第4回、データ編として、
先日の事前妄想記事「完走(足切り)基準と必要PWR」との答え合わせを
したいと思うます。
ちなみに事前妄想記事はこちら。
そんで、事前に妄想した、完走ギリギリの時間配分表はこちら。
この粗末なメモ帳データによると、登りは常に4倍で登って
ギリギリ完走じゃないか、という予測でした。
実際には、だいぶ余裕でゴールできたわけですが、
どこらへんが妄想…いや、想定と(いい意味で)違ったのかを見ていくます。
なお、おいらはFTP300W 72kg PWR4.16の重量級です。(数字ははっぴー気味)
まずはスタートと同時に始まる奥の登りから。
奥の登り 11分 291W(4.0倍) 174bpm 93rpm
※1段目部分 7分 311W(4.3倍)
奥の坂は(そしてツールドおきなわの全ての坂がそうなんれすが…)、
一旦登って→平地を挟んで→また登る「二段坂」になっています。
7分311W…というのは、その一段目部分の数字です。
前の記事で何度も繰り返しているとおり、100kmにおいて最初の奥の登りで
後方に千切れるとその後の平坦で速い列車に乗れず相当不利になるので、
予定通りにきもちでガチり、4倍でクリア。想定タイムより2分稼ぎました。
その後のダウンヒルはノーブレで6分弱、平均53km/h、最高79km/hで通過。
stravaによると上位2割だったので、ここでもちょっとタイムを稼いだようです。
続く平坦区間は12分 42km/h(上位3割)で突き進み、一つ前の集団に追いつく。
タイム的にはダウンヒル+平坦合わせて2分稼ぎました。外人さんサンキューな!
続くふんがーダム。
ふんがーダム(冨久川ダム) 24分254W(3.5倍) 173bpm 86rpm
いやいきなり落ちすぎやろ。
4.2倍出すってイキってたのに3.5倍て、L3やん。
言い訳をすると(一定勾配の奥より)勾配変化がキツイので、
ぱぅわー出しづらかったです。
しかしなぜかここでも3分稼ぐ。事前想定が厳しすぎたか?
ふんがーからの下りは、ほぼ想定タイムどおりでした。続いて学校坂。
学校坂 20分247W(3.4倍) 170bpm 89rpm
いやさらにぱぅわー落ちてるよ。
でも事前想定より3分速い。想定が辛すぎたな、、、
ここからは下り基調ながらも、無限に続く気がするレベルの、長い長い
アップダウン区間に入ります。
ここは想定37分に対し、36分で通過。ほぼ想定通り。続いて慶佐次です。
慶佐次の登り 9分214W(2.97倍) 161bpm 82rpm
途中で下りを挟むとはいえ、、、3倍切った( ゚д゚)
でも想定より1分速い。
有銘の登り 6分246W(3.4倍) 169bpm 81rpm
有銘は想定より2分速い(飽きてきた)。
有銘の登り② 5分235W(3.26倍) 166bpm 79rpm
有銘登り返しは想定通りのタイム。しかしケイデンスが79まで落ちてるので、
だんだん疲れてきているのがわかるます。
あとコース後半になればなるほど、登りの距離は短いけど勾配がきついです。
羽地ダム 15分184W(2.5倍) 159rpm 78rpm
羽地ダムは想定より5分掛かっています。
想定通りに走るとstrava上位2割で走る計算なので、想定が甘い(というか適当)
のももちろんですが、地元自転車マンとの会話で完走余裕なのが判明し、
すっかり油断して相当タレました。だって下位2割ぐらいの通過タイムだもん。
ここまでですべての登りを終え、完走を確定させたあとの
「羽地ダム下り~イオン坂~ゴール」は
平均31km/hぐらいのペースで、20分かけて流していますが、
実は想定より20分も速い、、、20分!?
40分かかると見ていたのが、20分で済んでいる、、、
なおかつ想定タイムより完走タイムが20分速い、、、
てことは序盤の登りのマージンとかは途中で吐き出してて、
最終的なタイムギャップに関わったのは、ほぼここやんけ!!!
想定タイム3:51
完走タイム3:31 NP234W 平均心拍163bpm 平均ケイデンス89rpm
ちょっと事前想定データがガバガバすぎんよ~
まあともかく100km完走は、4倍あれば余裕です。おわり
ツールドおきなわ 100km U39 ③ レース本番 慶佐次~羽地ダム~ゴール
いよいよ過酷な側面を見せてきた足攣りクソレース、もといツールドおきなわ。
前回の続きです。
学校坂を下りきったあとは、足攣りを警戒し早めにマグオン×2を飲みます。
このあと慶佐次の補給所があることがわかっていたので、先程もらった水もガバガバと飲み、カラに。
その後、計画通りに補給所で水のボトルを捨て、スポドリ(めっちょ薄い)をもらいます。
走る前は暑さと距離にビビり、950mlボトル2本(1本はスポドリ、1本は水)に加え、背中にもう1本ボトル差して走ったろか、と思ったぐらいでしたが、1箇所しかないと思いこん
でいた補給所が実は2箇所あったこともあり、水分に関しては余り気味で走ることができました。
慶佐次あたりでも小集団に乗って走っていましたが、登り返しの急勾配でダンシングした時に、右のふくらはぎが攣ってしまいました。
ここまで太腿は何回かピキピキ来ていましたが、ふくらはぎは無事だったので油断してた、、
なんとか落車は逃れましたが、クリートを外して一瞬停止。幸い、止まった地点が坂の頂上付近だったため、ダウンヒルで前に追いつこうと試みますが、このあたりの坂は全て初見。あまり飛ばせず、小集団からは置いていかれてしまいました。
仕方ないのでマイペースでアップダウンをこなしながら虎の子のVESPA HYPERを投入。強烈な甘さ(と値段の高さ)に、元気になったような気になります。
「慶佐次2回、有銘2回…」など、登りはすべてメモし、ステムに張り付けて走ってましたが、ここまで来ると、もはや今登っているのがなんという名前の登りなのかもわからない。
わかるのは、ひたすら登り下りが続いていることだけ。
ちょこっとある平地区間では、前走者を追い抜きざまに一緒に行こうと声をかけますが、このあたりを単独で走っている人はもうヘロヘロの様子で、先に行ってくれと断られます。
誰か足の合う人いないかな〜と思っていると、、、いましたいました、平坦速い系の外人さんその2!心強い味方を得てズンズン進み、他のカテゴリーの選手を何人か九州。
しかしこの人達、まったくローテ交代してくれません。ローテ飛ばす人、前に出た瞬間に横にズレながらクイクイする人、まったく引かずに登りでかっとぶ地元の高校生、、、思わず苦笑しながら(声には出してない、たぶん)外人さんと引き続けます。
そうして永遠に続くかと思ったアップダウン、ちょこっとの平坦区間も終わり、ついに最後の登り、羽地ダムへ。
隣で登っている地元チームの方に「これ最後のダムですよね?」などと確認し、「これ登り切って、曲がったらそうだよ」との返事をもらい安堵する。
もはや登りでも3倍ちょいしか出ず、回しながらのんびりと進むしかなく、
「完走できるかなー」などと心配していると、地元チームの方はちょっと驚いたふうに「全然大丈夫だよ」と返事してくれいます。
はて?そういやタイム全然見てなかったけど、そうなのか?完走ギリペースじゃないの?
サイコンを確認すると、確かに3時間ちょっと。
ここから川上関門まで1時間かかることはないので、完走は見えてきたようです。
しかし、引き足を使うと両足ともに攣る兆候が出ており、ダウンヒルでのエアロポジションがたたったのか腰も限界。上半身や臀筋もうまく使えない。
また、知らず知らずに踏んでたのか、80km地点ぐらいから左足母指球が痛くなってきて痺れています。
あと使えるのは、、ということで、足の痺れを無視して前腿でガンガン踏みながら、ここぞという時はハンドル引いて反発で登ります。でもやっぱり3倍しか出ない。。。
羽地ダムの一段目を登り切って右折、2段目を登っていると後ろからガシャンという音。
振り向かなくてもわかります、後ろの人が足攣ってビンディング外せずそのまま倒れたのです。
これがおきなわか、いいね地獄だよ、なんて思いつつ、ついに羽地ダムのピークを越えます。
そのまま下っていると、周囲に有名チームのジャージがいっぱいいることに気付く。
有名チーム員ってことはそこそこの脚力があるんでしょうから(単純)、
ていうことは、おいらのタイムも、そこまで遅くないのかなと。
羽地ダムの下りは今までに比べると多少テクニカルだったので、ゆっくりダウンヒルし、下りきった所にある川上関門をクリア。
ゆっくり下ったせいで周囲にいた有名チームのジャージのみんなさんは前に消えてしまい、ここからは単独走に。
同カテゴリーの選手も見当たらないので、道端で応援してくれる人達に頭を下げながら、150Wから200Wぐらいの搾りかすで名護の街を走ります。
対向車線は、このレースのせいで大渋滞。
おいらたちのために申し訳ねえなあ、こういうリスク背負って開催してくれるのめっちょありがてえなあ、
などと思いながら、ついに最終ストレートへ。そして、そしてゴール。
結果は130位ぐらいで、真ん中からちょい上でした。
ガチで「足切りされずに完走」が目標だったので、望外の結果。
3:30 NP234W 平均心拍163bpm 平均ケイデンス89rpm
ゴール後、芝生に座りこんだらその瞬間に両足内転筋が攣がり、そこが収まった瞬間に別の個所、と
その後10分ぐらいの間にわたり、内腿のどっかしらが間断なく攣り続け、悶絶。
腰も脂肪し、3日経った今も痛みます。
でもレース中は足攣ったのもふくらはぎ1回だけだったし。腰も持った。なにより落車せず、五体満足で帰ってこれた。
最高だ。おいらの体はよく頑張ったし、やっぱりロードレースは最高でした。
先頭集団で勝負なんて夢のまた夢だし、グルペットで完走目指して走ってるだけだったのに、こんなに楽しいんだからたまらない。
来年は210km。決めた!
ツールドおきなわ 100km U39 ② レース本番 奥~冨久川ダム~学校坂
さていよいよ始まった足攣りクソレース…もとい、ツールドおきなわ100km。
先日の記事のとおり、100kmはほぼアップダウンだけの山岳レース。
特に最初の奥の登り〜冨久川ダムの登りを、先頭とは言わずとも第二・第三集団ぐらいでクリアし、平坦区間の高速列車に乗れないと完走すらおぼつきません。
nekolion.hateblo.jp そのあたりはこないだの記事参照。
ツールドおきなわ 100km U39 ① レース前
こんちは。
いよいよやってきた足攣りクソレース、違った、ツールドおきなわ。
その本番の備忘録です。
備忘録というと山本昌邦備忘録を思い出してしまいますね。よし、忘れろ。
今回は、ふざけるのはここまで。
事前案内を見てもいまいちどう動いていいかよくわからない100kmレース前の動きを後世の自転車マンに伝えるため、まじめな感じで書きたいと思うます。(決意表明)
さて、当日朝は4時起床、5時に予約していたタクシーで名護のホテルからオクマリゾートへ。
前日、スタート地点へ自転車だけ先に輸送しといてくれるサービスの締切時間に間に合わなかったので、こんなこともあろうかと忍ばせておいた、普通の輪行袋に自転車を詰め、タクシー輪行です。
ちなみにタクシーの予約は、事前案内に書いてある3件のうち名護共〇無線には断られ、〇金交通さんにお世話になりました。
どうしてもタクシー台数が限られていておいらのように断られることもあるので、早目の手配をおすすめします。
40分ほど、6000円弱でオクマリゾート着。
まだ暗い中でしたが、同じようにオクマに向かうタクシーや乗用車が大勢走ってたので、それを追っかけるだけでよく、降車地点を探す手間もなく楽ちんでした。
オクマに着くと、100kmスタート地点行きの大型トラックが待っているので、自転車をその場で預け、自分自身は選手用のバスへ。
選手用バスは7号車ぐらいまでありましたが、おいらが乗り込んだのは最初の1号車のようでした。
荷物預けカウンターもありましたが、ここのカウンターは基本的に140km用。
100kmスタート地点でも荷物預けは可能なので、ウインドブレーカー着てスニーカーのままでバスに乗り込みます。
スタート地点に向かうバス車中は、会話する人もなく、噂通りの異様な緊張感。
一方のおいらは眠くて眠くてしょうがなく、一人あくびを連発して緊張感なし。普段こんな時間に起きないからね、しょうがないね。
途中、YouTubeで何度も見た、奥の下り区間に差し掛かったので半寝状態から覚醒。
ノーブレーキでガンガン攻められる、ほぼ直滑降のダウンヒルであることを確認。
まもなく奥の集落に着き、バスを降ろされますが、自転車輸送トラックはまだ到着してないので、ナザレの引き取りもできずやることなし。
芝生に座り込みながら、補給食の準備などをのんびり始めます。
ところでこの日は最高27℃。おきなわは11月でも例年最高気温25-27℃程度と暑く、
日が出て気温が上がってくるとそれだけで体力を奪われるので、早めに会場到着して日陰を確保しとくのがおすすめです。
選手バスに遅れること数十分、自転車輸送トラック到着。おいらのナザレは、気付いた時には既にトラックから降ろされ、ガードレール沿いに並べられていました。
サクッと回収し、ついでに本部のテントで出走確認票を投函。
芝生に戻ってくると、フロアポンプを持ってきてる人を見かけたので、お借りして、空気を入れ直すことに成功。助かるました。ありがとーござました!
(運営の人がポンプ持ってるのを見掛けたので、そっちでも借りれたのかな?)
ちなみに使用タイヤはチューブラーのPRO4SCなんですが、中身がラテックスらしく、前日10気圧入れてあったのに、この時点で8気圧まで抜けていました。
10気圧に戻して機材は万全。
この時点でまだ7時頃。レースまでまだ3時間もあります。
暇を持て余したおいらは、意識高くスタート地点から始まる奥の登りを試走に。
でもちょいちょい心拍上げるぐらいで、150W程度のまったり試走です。
おいらはいきなり走れるタイプなので、どちらかというと試走で足が削れるほうが嫌なのです。
その後、210kmのネット中継を見たりして時間を潰し、トイレ列に並んだりしていると、
目の前をプラカード持った運営スタッフと、それにカルガモの親子のようにぞろぞろついて回る自転車マンたちが通ります。
「これだ!」とピンときたおいらはトイレ列を離脱し、ナザレを取りに行き、カルガモ部隊に参加。
プラカードが立ち止まると、スタート待機列の場所取り開始の合図です。
首尾よく5列目ぐらいを確保し、自転車を置きます。これが8時ちょいすぎぐらいのこと。
なお、その後にゼッケン番号1-50番までの前年上位者が競技役員に声掛けられ、
シード扱いでプラカードの前に自転車を並びていきます。
ここからはまたしても暇な時間になるので、トイレ列に並びなおしたり、
210kmのネット中継を見たりして過ごします。
9時ぐらいから村内放送がかかり、「村のみなさん、まもなく国際ロードレースが通ります。街頭で応援しましょー」
などと言っているので、暇を持て余したおいらたち100km参加者も路上にワラワラと集まり、国際ロードレース(要はプロのレース)の通過を見守ります。
その時点で、9:15ぐらい。
そろそろ待機列も動き出すかな?ってことで、手荷物用トラックに荷物を預けにいきます。
前日受付の時に渡された手荷物用タグを取りつけ、係の人に渡して一瞬で預け完了。
ちなみにスタート地点で預けられる手荷物は小さめのバックパック1個分ぐらいが限度(というか常識的な範囲内)みたいです。
デカブツ持ってって拒否られても自己責任。
スタート前の儀式はすべて終わり、自動販売機でコーヒー買って、カフェインドーピングに勤しんでいると、
待機列が動き出す気配。慌てて自転車のところへ。
100kmスタート地点からは、女子100km→100km O40→100km U39の順でスタートしていきます。
そのため、女子100kmがスタートしたらO40の並んでいた地点へ。O40がスタートしたらリアルスタート地点へと、2段階で移動します。
移動中に何人かに前に入られましたが、それでも前から12列目ぐらいのいい位置。上々です。
210kmの通過を待ち、たぶん1-2分押しで10時10分ぐらいにレーススタート!
レース開始までの動きはこんな感じでした。さあがんばろー!
おきなわ対策 100km山岳練
こにゃちは。
ここんとこ仕事の案件連続で飛ぶわ西武さんはCSで負けるわスマホ無くすわワイヤレスイヤホン無くすわその他いろいろ無くすわで(←ほぼ自分が悪い)、ネガなこと起きまくりで体調も優れず、じっと我慢の子(我慢できてるとは言ってない)なおいらですが、そうこうしているうちに、もうおきなわ1週間前。
ぜっふちょーー‼とは言ってられず、先週土曜に本番を模した山岳練を行ってきました。
コースは「大垂水〜プレジャーフォレスト前を曲がったところからの名無し峠〜アップダウン〜裏道志(秋山翔吾みち)〜雛鶴峠まで」の往復。
ほんとは雛鶴を超えたあとは都留で折返し、道坂峠〜道志〜にしたかったんですが、日が短くなってきたので時間が足りず。
沖縄100km=108km 2200mアップ
大垂水〜雛鶴=90km 1600mアップ
なので、本番よりちょいぬるいコースになりました。
まずは高尾山口まで少しずつあげながら。
あ、そういやあのあたりのラブホに入る車を初めて見た。需要あんのか。
stravaの区間入るところでポチッとして、「仮想奥の登り」大垂水TT開始。
大垂水峠 9:50 304W(4.2倍)21.5m/h ※94rpm
半年前の自己ベストを1分半縮めて、10分切った!びっくり。
こないだの記事のとおり、おきなわ100kmスタート後すぐの奥の昇りを4倍以上で登るのが集団に付いていく目安のため、山岳ロング~と言いつつも冒頭の大垂水にきもちを入れていたので、望外のいい結果が出たことに既にかなり満足さんでした。
しかしケイデンスたけー、、、心肺に頼り切っているので、おきなわ後は筋力強化=トルクアップに努める必要がありそうです。
ローラーでは10分320W(4.5倍)ちょい出してるので、もうちょいタイム縮められそう。
さて、大垂水裏を下り、今度はプレジャーフォレストの所の交差点から、517号線の名無し峠へ。
ほんとは先に「仮想冨久川ダム」「仮想学校坂」を登りたいところなんですが、このあたりじゃ見当たらなかったのでしゃーない。
(仮想冨久川ダムは裏甲武トンネルとかがいいのかな?タイム的には。勾配はだいぶ違うけど)
名無し峠~秋山翔吾みちに入るまでの517号線を、「慶佐次~有銘」あたりの登り返しに見立てて進みます。
牧馬の集落を超えるとちょいちょい8-10%坂が出てくるので、おいらの体重だとコンパクトの11-25では登れない、、、
仕方ないのでダンシングで登りましたが、なんていうんですか疲労感。足に来る。
やっぱり重量級はできるだけシッティングにしといたほうがいいようです。
秋山翔吾みちに入ってからも、登り基調のルート。
この道は車少ないし走りやすいし民家多くて安全だしで、練習コースとしておすすめです。コンビニ1軒もないけど。
そして「仮想冨久川ダム?(にしては短いか)」の雛鶴峠へ。
名前は風流でいわくありげ(実際あるみたい)ですが、ゴール地点のトンネルまでずっと民家やキャンプ場があり、常に人の気配のある峠なので、単独行でも安心でした。
雛鶴峠 9:32 270W(3.75倍)
初峠だったのでタイムはこんなもんでしょうけど、ぱぅわーが出てないのが気になる。4倍ないし。
本番効果でスタミナ持つかなー
先に書いたとおりここで日没となり、「仮想学校坂」こと道坂峠は諦め、帰途へ。
往路と同じアップダウンをこなし、最後の登りは、「仮想羽地ダム」裏大垂水。
裏大垂水峠 11:57 270W(3.75倍)
ここは雛鶴と同じぱぅわーでイケた、よく頑張ったおいら。褒めてつかわす。
大垂水表側の下りは、下ハン持って、コントロールを意識しながら、、、なんかちょっとコツ掴んできた?気がする。
プラケット持って上体高井よりも、下ハン持ったほうが重心低くなってバイク倒しこめるし安心感。
高尾以降はダウンを兼ねて流して、19時ごろ多摩ベースに到着しました。
stravaにデータ上げてみると、大垂水表裏・アップダウン・秋山翔吾みちと、ほぼ全部自己新(๑•̀ㅂ•́)و✧(数回しか走ってないけど)
気分上々でおきなわ前最後のロングを終えたのでした。